精米前のお米(玄米) vs 精米後のお米(白米) 購入前に押さえておくべきポイント

お米30kgを買う前に押さえるべき5つのポイントを1ページで解説。白米と玄米の違い、保存方法、価格相場、購入先の選び方、人気品種の特徴を分かりやすく解説します。
精米後のお米を買うメリットとデメリット

精米後のお米を買うメリット
通常ですと精米後のお米をビニールの米袋や和紙の米袋等に5kgつめてパッキングする等の経費が掛かりますが、お米30キロ精米済は30kgを精米機に入れ、その袋に精米後のお米を戻すだけですので余計な経費が掛かっておらずお得です。
また、家庭用精米機・コイン精米機で精米するより美味しく感じられるかと思います。
それは大型精米機で精米するのでお米に合った細かい設定で精米をしていますのできっとお美しいです。
弊社の精米の場合精米、色彩選別機(不良のお米を弾く機械)を使うので黒いお米や、粒の小さいお米は弾かれます。
白米を買うデメリット
お米は精米した時点から劣化が始まります。 一定の温度で保管できれば良いのですが、大袋の場合は保管場所の確保が必要です。
また、夏場になりますと高温で劣化がさらに進みます。 1ヶ月にたくさん消費するのであればお米は30キロの大袋がお得ですが、消費が遅い場合は保存に気を付けましょう。
玄米を買うメリットとデメリット

玄米を買うメリット
精米する前の玄米を30キロ買うメリットとしては、自分のタイミングで精米でき、精米したてが食べられる事です。
また、精米機によって「7分づき」など好みに合わせて精米の程度を調節できます。 玄米の栄養の高い部分を残して精米することを分づき米と言います。 健康志向の方などにオススメです。 家庭用精米機の普及により、より玄米が身近になったのかもしれません。
玄米を買うデメリット
デメリットとしては、近くにコイン精米機がない場合や、精米する手間がかかる事が考えられます。
米どころ新潟ではいたるところに場所にコイン精米機が設置されており、すぐに精米できますが、お住まいの場所によってはあまり見かけない地域もあるでしょう。
精米料としては10kg/100円という価格が多いと思います。
また色選機をかけていない玄米の場合、カメムシの被害にあったお米など不良なお米が残っている場合もございます。
見た目を気にする方は注意が必要です。
保存方法と美味しく食べられる期間

お米の保存方法は、高温・多湿の場所は避けて下さい。冷暗所で保存することをおすすめします。また、冷蔵庫(野菜室)がオススメです。その際はお米は匂いが付きやすいので密閉できる容器を使ってください。
美味しく食べられる期間は精米してから1ヶ月ほどがおすすめです。徐々に劣化していきますので早めに召し上がってください。
おすすめの品種と選び方
新潟ですとコシヒカリ、新之助、こしいぶきがメジャーな品種になります。他にもみずほの輝き、つきあかり、ミルキークイーン、にじのきらめきがあります。
中でも王道「コシヒカリ」、新ブランド米「新之助」がオススメです。
銘柄を選ぶ際のポイント
・好みの食感や味
品種によって違うことがあります。 粘りが強い・弱い、粒が大きい・小さい、柔らかい・柔軟性がある、など様々です。
・栽培方法や産地
栽培方法の違いですが、無農薬栽培(農薬を使わないオーガニックな栽培)、特別栽培(通常の半分以下の農薬・化学肥料の栽培)、環境保全型栽培など様々あります。 気にする方は気にすると思いますので自分に合った栽培方法を選びましょう。
また産地によって様々です。全国で作られているコシヒカリですが、南下する程、粘りが少なくなるといわれています。
全国で様々な特徴の品種がありますので自分に合った品種を選ぶといいでしょう。
価格の相場
2022年の価格ですと30kg10,000円ほどでしたが2025年は30kg20,000円以上となります。
購入先の比較
・スーパーなど
地元のお米が販売されています。30キロの販売は見かけることは少ないかもしれませんが地域によってはお得に購入できます。
直売所などでも30kg玄米を見かけることがあります。
直売所などは農家さんが出荷していますので比較的安価で買えるかもしれません。
・ネットショップから
全国のお米がポチっと買えます。 普段では手に入らないお米も家にいながら購入できます。 但し、送料がネックとなります。しかし、最近では農家さんもNET販売をしていますので、お得なお米に出会えるかもしれません。
30kg商品は送料が高いため、店頭の価格+2,000円くらいになります。
・農家さんから直接
比較的リーズナブルな価格で手に入れることができます。
価格は様々で、品種にもよりますがお米30キロで店頭より何千円安く購入できます。
親族に農家がいるお友達からアプローチをかけましょう。
農家さんが農協さんに出荷する価格(2025の場合16,000円ほど)で購入できるかもしれません。
※2024.05.30追記
現在、お米が注目です。
高いもので秋の価格より2倍程となっております。
当ショップもお米屋さんからの注文が激増しています。
しかし、当ショップは一般のお客様をメインとしておりますので複数ロットのまとめ買いはご遠慮くださいませ。
※2025.10.29追記
現在の新潟では30kg玄米の価格は20,000円前後となります。
9月登場より少し価格が落ち着いてきましたがかなり高いと感じます。
購入場所を選ぶ際のポイント
購入するにあたり価格が一番のポイントですが、それより気にしてほしいのが店内で劣化しない保管がされているかがポイントです。
理由としましては、日光が直接当たる場所で保管されていますと温度が上がり虫の発生します。
また、湿度が高い場所ですとカビの発生につながります。
ちゃんと涼しい場所で保管され、キレイな場所に置かれているお店を選びましょう。
ちなみに当店は一年中一定の温度に設定されている低温倉庫で保管してありますのでご安心を。
まとめ
上記のポイントを押さえてお米を購入することをお勧めします。
当ショップでは通年、低温倉庫で保存しており、様々な産地・品種を取り揃えております。
お米にお困りの際は、米杜氏オンラインショップをご利用ください。

