どうも、新潟米の通販なら米杜氏です。
早いもので魚沼産コシヒカリが入荷されました。
今回は令和7年産のお米の価格についてお伝えします。
令和7年産のお米、価格が高騰中
今年も魚沼産コシヒカリが入荷しましたが、例年に比べて「米価」が大きく上昇しています。
JAの発表では1俵(60kg)あたり30,000円とされていますが、実際には36,000~38,000円で買い取る会社が増えており、日ごとに値段が上がっている状況です。
私が入社した当時は1俵15,000円ほどでしたので、この20年余りで価格はほぼ倍。スタートからこの水準は異例といえます。
消費者に届く価格は?
お米の仕入れ価格に加えて、運送料・保管料・搗精(精米)賃・袋代・ピッキング料などが加算されます。
そのため、店頭での販売価格は 新潟産コシヒカリ5kgで税込5,000円前後 が目安になる見込みです。
外食や施設向けのお米も1kgあたり700円を超えており、業務用としてもかなりの負担となっています。
お米は高級品に?気になる「米離れ」
これほど価格が高騰すると、消費者が「日本のお米は高すぎる」と感じ、外食やコンビニ弁当などで 外国産米が主流になる可能性 もあります。
結果として、高級品となった国産米が余ってしまうリスクも否定できません。
従来よく言われてきた「5kg2,000~3,000円」という価格帯は、令和7年産では実現が難しいかもしれません。
令和7年産のお米は、スタートから高値がついており、今後の消費者動向が心配されます。
お米が贅沢品ではなく、毎日の食卓に当たり前に並ぶ存在であり続けることを願うばかりです。