第12回おらが「いっちゃんうまい米」食味コンテスト結果発表

第12回おらが「いっちゃんうまい米」食味コンテスト結果発表

11月22日(日)に、当店主催のおらが「いっちゃんうまい米」食味コンテストが開催されました。

食味コンテストの内容

当店の栽培マニュアルに沿った米作りをしてくれている米生産者約120名の方々から当社の食味計・品質基準判定機の検査結果上位5品を選出し、地域の方々に実際に食べていただき、ナンバーワンを決める食味コンテストです。

食味計と品質基準判定機

まずは生産者様から集荷したお米は米穀検査をします。

ここで等級がきまります。

令和5年産の新潟産コシヒカリは、酷暑が続き、雨も降らなく残念ながら2等・3等が多い年となりました。

しかし、見た目だけではどんなお米かわかりませんので機械を使用し数値化を致しました。

機械判定の結果

生産者のお米を全てチェックしてます

生産者のお米をチェックします。

米杜氏生産者のコシヒカリは全てチェックします。

整流の割合は昨年より悪いですが、品質評価値に関しては昨年とあまり変わらない印象でした。

 ここでの上位5名を食味コンテストで実際に食べていただき、地域の皆様に一番美味しかったお米を選んでいただきました。

結果発表

ご飯を包んだラップに色付きシールをし、どれが美味しかったか投票していただきました。

その結果、

・赤 42票

・青 35票

・黄 33票

・緑 17票

・白 25票

 

結果は赤い印のご飯、阿賀野市駒林地域の中野良三さんのお米が一番美味しいという結果になりました。

この方はお米作りにとても熱心で、いろいろな農法を試しながらその年の気候に合わせた栽培をしています。肥料にもこだわりを持っています。

ちなみに、「魚エキス」なるものを使用し、食味を高めているそうです。

米杜氏生産者は意識が高い

「収量が上がる方法」を尋ねる生産者はよくいます。

収量=収入だからです。

しかし、美味しくなる方法を聞くのは少ないです。

それは、等級検査では食味まではわからないからです。

同じ1等のお米でも美味くてもまずくても、同じ1等で貰える金額が変わりませんので

食味に時間とお金を掛けるより、収量アップに労力を注いだ方が稼ぎになります。

それなのに青い印のご飯を作っている方は「どうしたら米が旨くなる?」と弊社をよく訪れます。いやー、頭が上がりません

そんな生産者が多いのが米杜氏生産者です。

 今年の新潟産コシヒカリ

食味コンテストの際、アンケートを取りました。

いままで食べていたお米と今年の2等・3等を食べ比べてみての感想を書いてもらいました。

今までと変わらない 108票

・ちょっと違和感 10票

という結果となりました。

違和感を感じた理由を聞いてみました。

・粘りが不足気味

・今までの水加減だと難しい

・小粒

・白い米が多い

・モッチリ感がない

・割れている

という声がありました。

しかし、9割以上の方が今までと変わらないと言っていましたので

そこまで心配する事ではないのかなと感じました。

 

 

 

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株式会社壱成 かがやき倉庫

新潟のお米屋 壱成

1998年開業の新潟のお米屋。新潟・山形・福島米の契約生産者約250の皆様に米の品質向上・食味の安定を求め、産地に合った肥料設計・栽培マニュアルの徹底を行っています。そして生産者から直接お米を集荷し品質に自信を持って契約生産者と共に全国に「おいしい」をお届けしています。

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