【2023年注目】米糠(こめぬか)が与える腸活や美肌効果でブーム到来

【2023年注目】米糠(こめぬか)が与える腸活や美肌効果でブーム到来

このページでは下記の内容について説明します。 

・「米糠」の定義や由来について知りたい。

・「米糠」の栄養成分や効能について知りたい。

・「米糠」を使った料理や食べ方について知りたい。

・「米糠」を使った健康法や美容法について知りたい。

米糠について

米ぬかのイメージ

まず米糠とは

米糠(こめぬか)とは、米を精米する際に外側の硬い部分を取り除いた後に残る、米粒の外側の薄い皮と胚乳を指します。主に家畜の飼料や肥料、調味料などに利用されるほか、最近では健康食品や美容商品としても注目されています。また、米糠は食物繊維やビタミンE、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているため、健康や美容に良いとされています。

米糠の歴史

日本では古くから米糠を飼料や肥料に利用するなど、農業において重要な役割を果たしてきました。また、江戸時代には米糠を原料とした塗料やインクが作られ、現代でも和紙や押し花などに使われています。最近では、健康食品や美容商品としても注目され、栄養価の高さから、海外でも需要が高まっています。

米糠の種類について

もちのイメージ

うるち米ともち米

うるち米とは普段食べているお米です。コシヒカリ・つや姫・ゆめぴりかなどがあげられます。

もち米とはその名の通り「モチ」になるお米です。こがねもち・わたぼうしなどがあげられます。

ぬか床に使えないモチ糠

もち米はうるち米に比べ柔らかめに精米する際、糠だけを取り除くことが難しく粉状のもち米が糠に混ざってしまいます。その為、ぬか床が粘土のようになってしまい通気性が悪くなります。結果、漬物に欠かせない乳酸菌が死んでしまいますのでモチ糠はぬか床には不向きです。

米糠の栄養成分や効能について

栄養のイメージ

産地や製法、保存状態によって異なる場合がありますが、一般的には食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、健康に良い食品として注目されています。

血糖値の上昇を抑える効果

米糠には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。

コレステロール値を下げる効果

米糠にはオリザノールという成分が含まれており、コレステロール値を下げる効果があるとされています。

健康な腸内環境を促す効果

米糠に含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果があり、健康な腸内環境を促します。

便秘解消やダイエット効果

米糠に含まれる食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らみ、腸の動きを活発にすることで、便秘解消やダイエット効果が期待されます。

アンチエイジング効果

ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分が豊富に含まれており、細胞の老化を防ぐ効果があります。

まず、米糠にはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。また、ビタミンEは血行を促進するため、皮膚の新陳代謝を活性化し、肌のハリや弾力を保つことができます。

さらに、米糠にはポリフェノールも含まれており、抗酸化作用が高いことが知られています。ポリフェノールは、活性酸素を除去することで細胞のダメージを防ぎ、肌の老化を防止することができます。

また、米糠には、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルも含まれています。これらのミネラルは、細胞の機能を維持するために必要であり、肌の健康を保つ効果があります。

以上のように、米糠には、ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分、ミネラルが含まれており、細胞の老化を防ぐ効果が期待できます。ただし、アンチエイジング効果を期待する場合は、バランスの良い食生活や適度な運動などを併用することが大切です。

美肌効果

ビタミンB群やミネラルなどが肌の健康を保ち、美肌効果が期待できます。

 まず、ビタミンB群が含まれており、肌の代謝を促進し、ターンオーバーを整える効果があります。また、ビタミンB2が豊富であるため、肌のくすみを防ぎ、健やかな肌を保ちます。

さらに、ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分が含まれており、細胞の老化を防ぎ、肌のハリや弾力を保つ効果があります。

また、米糠には美肌に欠かせないミネラルも含まれています。例えば、カルシウムやマグネシウムは、肌の水分バランスを整え、乾燥や荒れなどのトラブルを防ぐ効果があります。また、亜鉛や鉄は、肌の修復を促進し、肌の健康を保つ効果があります。

以上のように、米糠には、肌の代謝を促進し、細胞の老化を防ぎ、肌の水分バランスを整え、健やかな肌を保つ効果が期待できます。ただし、美肌効果を期待する場合は、バランスの良い食生活や適度な運動などを併用することが大切です。

 米糠を使った料理や食べ方について

米糠は、味や香りがないため、調味料やスパイスと組み合わせることで料理に使われます。以下に、米糠を使った代表的な料理のレシピをいくつか紹介します。

米糠ごはん

米糠を炊飯器の内釜に加えてごはんを炊くだけで、おいしい米糠ごはんができます。米糠を加えることで、ごはんが甘みやコクが増し、健康効果も期待できます。

米糠おにぎり

米糠ごはんを使って、おにぎりを作ることもできます。おにぎりの中に、梅干しや鮭などの具材を入れると、さらにおいしくなります。

米糠おかゆ

米糠を加えたおかゆも、ヘルシーでおいしい料理のひとつです。米糠の風味が加わり、おかゆが一層おいしくなります。

米糠味噌汁

米糠を使って味噌汁を作ることもできます。米糠を加えることで、味噌汁にコクが出て、おいしく食べられます。

米糠パン

米糠をパン生地に練り込んで焼くと、ヘルシーな米糠パンができます。米糠の風味が加わり、おいしく、ヘルシーなパンができます。

米糠のまとめ

ヘルシーで栄養価が高い米糠。美容・健康にも効果が期待できます。しかし、米糠を別途用意するのもなかなかめんどくさいかもしれません。そこで米糠の栄養価がそのままの玄米を食すのも一つのアイデアです。普通に玄米を炊くとボソッとしてしまったり、調理をする時間が掛かってしまったりハードルが高いですが、そんな悩みを解決する普通の炊飯器で白米同様に炊ける「玄米食」があります。ふっくらと美味しく炊けますので是非、ご賞味ください。

玄米食

 

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株式会社壱成 かがやき倉庫

新潟のお米屋 壱成

1998年開業の新潟のお米屋。新潟・山形・福島米の契約生産者約250の皆様に米の品質向上・食味の安定を求め、産地に合った肥料設計・栽培マニュアルの徹底を行っています。そして生産者から直接お米を集荷し品質に自信を持って契約生産者と共に全国に「おいしい」をお届けしています。

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