【コスパ最高】新潟で人気No.2の米「こしいぶき」の特徴とは - 新潟のお米 通販 - 米杜氏【公式】オンラインショップ

こしいぶきの特徴と正直な評価|コシヒカリより安い理由・まずいは本当か・料理別の使い方まで新潟のお米屋が解説

「こしいぶきって安いけど、美味しいの?」「コシヒカリとどう違うの?」「まずいって口コミを見たけど…」

こしいぶきを検索すると、こういった疑問がよく出てきます。私たちは新潟で1998年から米の卸・販売をしていて、関東・関西の大型ホームセンターにこしいぶきを卸していますが、実際のところホームセンターではコシヒカリよりこしいぶきの方が売れています。

それほど人気があるのに、なぜ「まずい?」という疑問が出るのか。なぜコシヒカリより安いのか。この記事で全部正直に答えます。


こしいぶきとは?品種の基本情報

こしいぶきは新潟県のみで栽培される早生品種です。流通はしているがB銘柄のため「聞いたことがない」という方も多いですが、新潟県内ではコシヒカリに次ぐNo.2の人気を誇ります。

名前の由来

「越後(こし)の新しい息吹(いぶき)」という意味で、21世紀に登場するお米にふさわしく、コシヒカリの血統を受け継ぎながら、新鮮で活力に満ちたイメージから名付けられました。新潟県知事が県民投票の結果をもとに命名した品種です。

品種の成り立ち

コシヒカリを親に持つ「ひとめぼれ」と「どまんなか」を掛け合わせて誕生しました。開発は平成5年(1993年)から始まり、800種類もの交配の中から選び抜かれた品種です。

開発の背景には新潟の事情があります。平成に入りコシヒカリの作付けが増えすぎたことで、収穫時期が集中するリスクが生まれました。「コシヒカリに匹敵する食味を持ちながら、10日早く収穫できる品種」が求められ、約7年の開発期間を経て誕生したのがこしいぶきです。

沖縄の石垣島で1年間に2世代進める研究も行い、開発期間を短縮。異常気象を想定した環境下でも品質・収量が安定するよう設計されています。


こしいぶきの特徴|食味・食感を正直に説明

粘り・甘み・食感

特性 こしいぶき コシヒカリ
粘り ★★★☆☆(抑えめ) ★★★★★(強い)
甘み ★★★★☆ ★★★★★
艶やかさ ★★★★☆ ★★★★★
食感 さっぱり・しっかり もっちり
冷めたとき 食べやすい やや粘りが残る
収穫時期 コシヒカリより約10日早い 9月中旬〜下旬

コシヒカリに比べて粘りは抑えめですが、艶と甘みはコシヒカリに引けを取りません。「さっぱりしているのにしっかり甘い」という感じで、毎日食べても飽きのこない食味です。

炊飯すると一粒一粒がしっかり立ち、ほどよい弾力があります。食後感がすっきりしているため、若い世代・粘りが苦手な方・外食を食べ慣れた方との相性がよいと言われます。

稲の特性

稲の背丈がコシヒカリより約10cm低く、倒伏(稲が風などで倒れること)が少ない栽培しやすい品種です。異常気象を想定して開発されているため、暑さや天候の変化にも比較的強く、安定した品質・収量を確保しやすい特性を持っています。


こしいぶきはなぜコシヒカリより安いのか?

「安い=品質が悪い」は誤解です。こしいぶきが安い理由は明確で、品質の問題ではありません。

理由①:B銘柄という流通上の格付け

お米には農産物検査に基づく「銘柄(等級)」があります。こしいぶきはいわゆる「B銘柄」に分類されており、A銘柄のコシヒカリより流通上の評価が一段下になります。これが価格に反映されています。

ただし、これは「流通・ブランド価値の格付け」であり、食味が劣ることとイコールではありません。

理由②:多収品種のため生産コストが低い

こしいぶきはコシヒカリより収量が多い品種です。生産量が多ければ仕入れコストが下がり、価格に反映されます。

理由③:知名度が新潟県外でまだ低い

ほぼ新潟県内でしか流通しないため、関東・関西での認知度がコシヒカリほどありません。ブランド料が上乗せされていない分、実勢価格が抑えられています。

当店では5kgでコシヒカリより約100〜300円ほど安い価格で提供しています。「なぜこんなに安くておいしいのか」という口コミをいただくことがありますが、それがこしいぶきの正体です。


こしいぶきはまずい?評判・口コミを正直に解説

「こしいぶき まずい」という検索が一定数あります。なぜこのような評価が生まれるのか、お米屋の立場から正直にお伝えします。

「まずい」と感じる場合の原因

1. 粘りの強いお米に慣れている方 コシヒカリや魚沼産の粘りの強いお米を食べ慣れている方は、こしいぶきの「さっぱり感」を物足りなく感じることがあります。これは品質の問題ではなく、食味の違いです。

2. 保存状態・精米状態の問題 お米は精米後から劣化が始まります。当店では全国展開しているホームセンターにこしいぶきを含め、様々なお米を出荷しておりますが、輸送し陳列してから日数が経ち購入されます。精米日が古かったり、高温多湿の場所に保管されていたりすると、品種に関わらず食味が落ちます。こしいぶきに限らず、どんなブランド米でも同じことが起きます。

3. 炊き方の問題 どのお米でもいえることですが、しっかりとお米の量を計り、しっかりと水の量も計ることがおいしさの秘訣です。

実際の口コミ

「正直、コシヒカリの廉価版だと思っていました。すみません…。食べたらちゃんと美味しかったです。」

「新潟の米は魚沼ブランドでなくても、こしいぶきで十分うまいぞ。ほどほどに美味しい米でいいんだよ。こしいぶきはオススメです。」

「以前はコシヒカリでしたが、ここ数年はこしいぶきです。お手頃価格ですが美味しいと思います。」

当店のお客様からは「価格以上の満足感」という言葉をいただくことが多いです。「まずい」という評価よりも、「コスパがいい」「毎日食べても飽きない」という声の方が圧倒的に多いのが実態です。

Twitterでのこしいぶきの評判

 

 

 

 

 


こしいぶきとコシヒカリの違い|どちらを選ぶべきか

よく「こしいぶきとコシヒカリ、どっちがいい?」と聞かれます。優劣ではなく、向いている食べ方・人が違うという話です。

こしいぶき コシヒカリ
食感の傾向 さっぱり・すっきり もっちり・濃厚
粘り 控えめ 強い
向いている料理 チャーハン・お茶漬け・丼物・酢飯 白米そのまま・和食・おにぎり
向いている人 粘りが苦手・あっさり好き・コスパ重視 粘り・甘み重視・お米の味を楽しみたい
価格(5kg目安) 4,900円 5,000円〜

こしいぶきがおすすめな方

  • 毎日大量に食べるご家庭(食費を抑えつつ美味しいお米を)
  • 粘りが苦手・さっぱりした食感が好きな方
  • チャーハンや丼物をよく作る方
  • 外食・コンビニ飯を食べ慣れている方(あっさり感との相性が良い)
  • 食べ盛りのお子様がいるご家庭

コシヒカリがおすすめな方

  • お米そのものの味・粘り・香りを楽しみたい方
  • 和食中心の食卓(焼き魚・漬物・味噌汁との組み合わせ)
  • 贈り物に使いたい方

私個人(ECサイト担当・関東出身)は関東で育ったせいか、コシヒカリの強い粘りより、こしいぶきくらいのほどよい粘りの方が食べやすいと感じます。弊社が卸しているホームセンターでも、関東・関西のお客さまにはこしいぶきの方が売れているのはそのためかもしれません。


こしいぶきに合う料理・合わない料理

よく合う料理

チャーハン・炒飯 粘りが少ないため、コシヒカリでは難しいパラパラのチャーハンが作りやすいです。これはこしいぶきの最大のアドバンテージと言っていいかもしれません。

お茶漬け・雑炊・鍋の〆 さっぱりした食味がスープや出汁と合わさるとちょうどいいバランスになります。「ご飯がスープを邪魔しない」という感じです。

丼物(牛丼・親子丼・海鮮丼) 納豆・ネギトロ・つゆだく牛丼などかき込む丼との相性が抜群。粘りが強すぎると具材と混じりすぎる感覚がありますが、こしいぶきは程よく分かれてくれます。

酢飯(寿司・散らし寿司) 粘りが控えめなため、酢飯にしたときにご飯がほぐれやすく、寿司酢が全体に行き渡りやすいです。

不得手な料理

おにぎり(冷えた状態で食べる場合) 粘りが少ない分、完全に冷えると少しパサつきを感じる場合があります。温かいうちに食べる、または少し水多めで炊くと解決します。

白米をメインに楽しむ食事 コシヒカリ・新之助のような「お米そのものの味わい」を前面に楽しみたい場合は、こしいぶきよりブランド米の方が向いています。


こしいぶきのランクと等級

こしいぶきはB銘柄ですが、一等米・二等米などの等級は品種とは別の話です。

農産物検査では、粒の整い・水分量・被害粒の混入度などをもとに一等〜三等・規格外に分けられます。当店では一等米のこしいぶきを取り扱っています。

「B銘柄=二等米以下」というわけではありません。B銘柄の一等米は、食味の高い新潟県内品種として品質管理が行き届いたお米です。


よくある質問

Q. こしいぶきはどこで買えますか?
新潟県外ではスーパーでの取り扱いが少ないですが、ネット通販(当店・楽天市場・Yahoo!ショッピング)でご購入いただけます。当店では5kg・10kg・20kgに加え、玄米30kgもご用意しています。

Q. こしいぶきとあきたこまちはどちらが美味しいですか?
あきたこまちも粘りが比較的控えめで、さっぱりした食味の点でこしいぶきに似ています。ただ、こしいぶきは新潟産のため甘みの質が異なり、価格面でもこしいぶきの方が抑えめのケースが多いです。「新潟米であること」を重視するならこしいぶきをおすすめします。

Q. こしいぶきの新米はいつ頃ですか?
早生品種のため、コシヒカリより約10日早く収穫されます。例年9月上旬〜中旬に新米の入荷が始まります。敬老の日(9月15日前後)の贈り物として早い時期に新米を使いたい場合に選ばれることもあります。

Q. こしいぶきは無洗米でも買えますか?
当店では現在、無洗米の取り扱いはございません。通常精米のこしいぶきをご購入ください。

Q. こしいぶきはまずいですか?
「まずい」という評価が出るのは主に、コシヒカリの粘りに慣れている方が感じる食味の違い、または保存状態・精米の鮮度の問題です。新潟県内では長年コシヒカリに次ぐ人気No.2の品種であり、私たちが卸す関東・関西のホームセンターではコシヒカリより売れています。適切な状態で食べれば、「コスパ最高」の評価を受ける品種です。


まとめ

こしいぶきを一言で表すなら、「正直者のお米」です。派手なブランドを持たず、知名度も控えめながら、新潟で長年米にうるさい県民から支持されてきた実力があります。

コシヒカリより安い理由はブランド格付けと生産量の違いであり、食味が劣るからではありません。「さっぱりしていてチャーハンや丼物に使いやすい」「毎日食べても飽きない」「家計に優しい」そういう使い方にはこしいぶきが最適解です。

物価高が続く今、品質を落とさず食費を抑えたいご家庭に、こしいぶきは特におすすめできます。

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tobe

tobe

ECサイト担当

千葉県生まれ。東京の広告会社で働いていたが2018年より新潟のお米屋「壱成」に務める。ECサイトでの集客・販売を担当しています。ちなみに、関東人なので新潟の粘りの強いコシヒカリより程よい粘りの新之助が好み。

株式会社壱成 かがやき倉庫

新潟のお米屋 壱成

1998年開業の新潟のお米屋。新潟・山形・福島米の契約生産者約250の皆様に米の品質向上・食味の安定を求め、産地に合った肥料設計・栽培マニュアルの徹底を行っています。そして生産者から直接お米を集荷し品質に自信を持って契約生産者と共に全国に「おいしい」をお届けしています。

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