新潟のお米屋「米杜氏」です。
玄米を食べている方でいまだに浸水に何時間もかけている人はいませんか?
その時間、ムダです!
そこで、今回は超時短でふっくら美味しい玄米の炊き方を紹介します。
ふっくら美味しい玄米の炊き方
1.普通の玄米ではなく、当店の「玄米食」を購入する
当店の「玄米食」は新潟県産コシヒカリの玄米の表面をほんの少しけずり、栄養分が詰まったぬか層をできるだけ残した状態の玄米です。そのため栄養分を損なわず、水が吸収しやすい白米同様に炊ける玄米となっています。
このことによって通常6時間かかる浸水時間を1時間に短縮できます。
2.正確に玄米を量る
白米と同様、美味しく炊き上げるには「正確に量る」事が重要です。
普通精米用の計量カップ(1合)に山盛りに玄米食を入れ、箸などを使用しすりきり一杯を正確に量ります。
正確に量ることで毎日食べる食感にムラをなくします。
3.玄米を洗う
サッと1回すすぐ程度で大丈夫です。
もしくは、洗わなくていいです。
4.水を量る
白米を炊飯する時の1.25倍の水を注ぎます。こちらも「正確に量る」事がポイントです。
炊飯器の窯の目盛で図っている方はいませんか?
これもダメ!
計量カップを使用し正確に量って下さい。
食感の好みによって使用する水の量を1.25~1.5倍に調節してください。
5.玄米を浸水させる。
ここがこの玄米最大の魅力です。水が吸収しやすい加工をしていますので浸水時間は白米同様の時間で大丈夫です。ここで玄米食1合に対して塩を一つまみ入れると炊き上り時の玄米臭さが減少し食べやすくなります。浸水後、白米モードで炊飯します。
6.玄米をほぐす
ふっくら美味しく食べやすいように玄米を加工していますのでいままで感じた事の無いような炊き上りになります。時間が経ちますとご飯がくっついて固まりますので、炊飯後ほぐすことをおすすめします。
玄米を食べるメリットとは?
玄米は一般的な白米に比べて栄養価が高いと言われています。
玄米の栄養素
玄米はビタミンBやミネラル(カルシウム、鉄、マグネシウムなど)が豊富に含まれています。また、繊維質も含まれているため、消化がよいと言われています。
玄米は低GI
GIとはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。玄米はGI値が低いため、血糖値の上昇が抑制され、エネルギーの持続が期待できます。
美容効果
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肌質の改善: 玄米にはビタミンBやミネラル(カルシウム、鉄、マグネシウムなど)が豊富に含まれています。これらの栄養素は、肌のストレスや乾燥からの保護に役立ち、肌質を改善すると考えられています。
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髪質の改善: 玄米には鉄や銅などのミネラルが含まれています。これらは髪の毛細血管の保護や毛髪の成長を促進すると考えられています。
玄米が持つ健康・美容効果を実感できるまでの期間
玄米の効果が出始めるまでには、一定の期間が必要となります。 なぜなら、「細胞から変えていく」から。玄米は、一時的に症状を緩和させる薬ではなく、体を根本から良くする力があるからなんです。 人の体の細胞が変わるのには、一定のサイクルがあります。サイクルは、胃、腸など部位ごとに違うので、効果が出るまでの期間もそれぞれ違ってきます。個人の体質によっても差があります。
玄米の持つ栄養を毎日体に取り入れ、体質改善をしつつ、ワクワク楽しみながら継続していきましょう!
まとめ
米屋秘伝の玄米の炊き方ですが「玄米」を米杜氏の「玄米食」に変えるだけでふっくら美味しい、時間短縮が可能となります。是非お試しください!