お米の仕入れ先の選び方
お米の仕入れは飲食店経営において重要なポイントです。品質や価格をよく考えながら、効率的な仕入れを行うことが店舗の成功のカギとなります。
下記の点を参考にしていただけましたら幸いです。
産地
群馬・福島・栃木・岡山は家庭内用より、中食・外食向けにお米を作っているのがわかります。
コシヒカリをメインで作っている県以外の産地が中食・外食用のお米を作っているのがわかります。
品種
産地とは別に品種別の量は山形産「はえぬき」、宮城産「ひとめぼれ」、青森産「まっしぐら」、福島産「コシヒカリ」が割合が高いです。
「ひとめぼれ」は価格の割にホントに美味しかった印象があります。
納品時のサイズ感
5kg袋・10kg袋・30kg袋等がメインのとなりますが、中には4.5kgと炊飯しやすい量で発注するお店さんもいます。
数量は1週間で使い切れる量を発注する方が多いです。
価格
見積の際、〇〇〇円/kgと予算を決める方が多いです。また、品種・産地・年産で単価がまったく違ってきますので注意しましょう。
又、廃棄のロスも考えて予算を決めましょう。
配送方法
運送会社が届けてくれるのがほとんどかと思いますが、場所によっては希望の場所まで届かない場合があります。
※例)テナント内の厨房、納品場所が衛生に厳しい場所で着替えや着帽必須の場所など。
又、お店の近場だと自社便で配達などがあります。
お米の仕入れ量の決め方
適切なお米の仕入れ数量を決めるためには、下記の要因をよく考えることが重要です。
お店の規模
お店の規模・収納スペースの確保が大切です。お米を大量に仕入れれば安くなりますが、必要以上に仕入れるとお米の鮮度が悪くなります。
鮮度を保つ
また、厨房は温度が高い為お米の劣化が早まる可能性がありますので、1週間もしくは2週間で使い切る量を仕入れましょう。
お米の仕入れを決めるタイミング
日本のお米はほとんどが1年に1回の収穫です。そのタイミングで価格が変動しますので変更するのであれば収穫時期に切り替えましょう。
収穫時期
お米の収穫時期は、大体の品種が9月~10月となります。沖縄は二期作なので5月~7月、10月~11が収穫となります。
価格変動
お米の価格は収穫してから決まります。豊作ですとお米は安くなりますが、不作ですと米価は上がります。
また、近年ですと肥料価格が高騰しましたので米価も上がるのでは言われています。
お米の仕入れの注意点
送料
いくらお米が安くても送料が高いと意味がありません。
ロット数や重量など条件次第で安く取引ができることがあります。
鮮度
上記にもありますがあまり多く仕入れてしまうと鮮度が徐々に低下します。
丁度良い量を仕入れて美味しいお米を提供しましょう。
保管方法
たまにあるのが「虫が湧いた」というクレームです。
大体の原因が保存の状態です。
又、白米は匂いが付きやすいので密封が好ましいです。
油の匂いは特に注意です。
価格
現在仕入をしているの価格が適正とは限りません。
弊社が提案したお店の実例で、同じ4年産の新潟コシヒカリを提案したところ、弊社の方が1kg/100円安いという事がありました。
そこのお店はオープンからずっとそのお米屋と取引をしていた為、適正価格を誤っていました。
しかも試食をして頂いたところ、弊社のお米の方が断然おいしいと評価をしてくれました。
お付き合いも大切ですが、一度、仕入れを見直すという選択肢も大切です。
お米の仕入れについて
いかがでしたでしょうか。
単に安い・美味いでお米を仕入れるのではなく、
シーンに合ったお米・ニーズに合ったお米をチョイスしてお客様に喜ばれる店づくりを目指しましょう。
弊社では無料でサンプルをお送り致します。
お気軽にお問い合わせください。