令和6年産新米収穫開始

令和6年産新潟米の検査開始。

早生品種の検査が始まりました。

見取り箱に入ったもち米

※写真はモチ米

今年は去年と比べて雨も降り、程よい暑さでしたが

なんといっても日照時間が少なかったです。

とにかく曇りの日が多かったです。

その影響で稲が次々と倒れています。

倒伏した稲

日照不足ですと植物は成長ホルモンの働きが制御できず伸びていきます。

そして倒れてしまいます。

このままですと品質低下、発芽等が起きてしまいます。

実際に、日照不足の影響は出ていまして、早生品種では収量が少ないと聞いています。

また、くず米も少ないと聞いています。

農産物検査の様子

※検査の様子です。

当ショップは5名の農産物検査員がいまして、この時期はフル回転で検査を行います。

今日は『こしいぶき』『ゆきみらい』『ゆきんこ舞』『わたぼうし』を検査していました。

令和6年産こしいぶき1等写真

こしいぶきは1等でした。

昨年の新潟米は9割ほど2等・3等でしたので

1等が押された米を見るとホッとします。

フレコン画像

最近では30kgの米袋ではなく1トン入る「フレコン」も増えてきました。

生産者さんから集荷する際、30kg袋の場合、1個1個トラックに積んでいきます。

ちょーハードです。70袋人力で積んでいきます。

しかしフレコンの場合、リフトでどーんです。

楽です。

しかし、新潟では30kg袋でお店で販売する事も多いので30kg袋のお米はとても貴重です。

 

 

世間ではお米の価格高騰が話題になっていますが、様々な物が価格上昇してきたなか、お米は極端な値上げはありませんでした。

ということは生産者の所得は増えておりません。

その中、肥料・農薬・機械等値上げにより、生産者はホントにツライ・きついです。

全国的に賃上げがありますので生産者の所得が少しでもアップしても良いのではないかと考えています。

しかし、現在の米の価格は異常だと感じています。

今後、どうなるか楽しみでもあり不安でもあります。

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株式会社壱成 かがやき倉庫

新潟のお米屋 壱成

1998年開業の新潟のお米屋。新潟・山形・福島米の契約生産者約250の皆様に米の品質向上・食味の安定を求め、産地に合った肥料設計・栽培マニュアルの徹底を行っています。そして生産者から直接お米を集荷し品質に自信を持って契約生産者と共に全国に「おいしい」をお届けしています。

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